なにから始めたらいいんだろう?

こういった悩みに出来るだけわかりやすい言葉で答えます。
自身はホームグロウでの経験を経て、アメリカの最先端大麻企業でプログロワーとして活動しています。
・・大麻の種類、光習性を理解しよう。
・最初は気負いすぎず小さく始めよう。
・グロウは世界で戦えるスキルになります!
それでは見ていきましょう!
※この記事は大麻栽培が合法な地域にお住まいの方、または移住しようとされている方へ向けた内容になります。お住まいの地域の法律を確認してください。
目次
①大麻の種類と性質について
まずは大麻を育てる前に重要な3つの種類と光の性質について理解しましょう。
・大麻の種類
大麻は大きく分けてレギュラー、フェミナイズド、オートという3つの種類に分けられます。
ちなみに私たちが吸っているのは受粉していないメスの大麻です。
3つの種類の特徴
・レギュラー:中〜上級者向け
通常の大麻の種でオスメス判定が必要 難易度は高いが強い遺伝子を獲得できる可能性も高いです
・フェミナイズド:初心者〜中上級者向け
メス化された大麻の種でクローンも生産可能
・オート:初心者、アウト向け
光周期に関係無く自動で開花する クローンを作成出来ないが一連の流れを経験したい方、趣味でのグロウにはおすすめです
・光の性質
大麻は光周期という性質を持っていて、日照時間(ライトの点灯時間)の変化によって根、茎、葉を大きくする成長期から花を咲かせる開花期へと段階が変化します。
※オート品種は日照時間に関係なく自動で開花します
成長期(Veg):日照時間が1日のうち18時間(それ以上)
花は咲かせず根、茎、葉を成長させる期間。4~10週間程度
開花期(Flowering):日照時間が1日のうち12時間
花を咲かせて蕾を成長させる期間。7~10週程度
暗闇時に光が入るとバグを起こす可能性があるので完全な暗闇が必要
ポイント:最低限これだけ理解すればOK (レギュラー、フェミの場合)
1日のうち 18時間以上点灯 成長期(Veg)
12時間点灯 開花期(Flowering)
②大麻を育てるときに何から始めるのか
育てる場所・スペースを決めよう!
オート種以外は日照時間をコントロールするために完全な暗闇が作れる空間が必要です。高さは最低1m以上
例:クローゼット、グロウテント、部屋丸ごとなど
グロウテントを使用するのが一般的です。僕自身も120cm×120cmのグロウテントからスタートしました。他にはクローゼットや靴箱をDIYしてるグロワーもいます。
最初は小さく始めて続けられると感じたら拡大していくのがおすすめです。
まずは育てる場所に合わせた空間を用意します。
そして空間に合わせたサイズのライトを選んでいきましょう。
大麻を育てる際に必要な基本的要素
育てる場所:清潔で暗闇にできる空間
培地:土やココ、水耕栽培など 初心者には土がおすすめ
照明:光量によって収穫量、質が大きく変わります
水:水道水でも大丈夫 培地に合わせてpHを調整しましょう
空気:新鮮な空気で優しい流れを作りましょう
温度:暑すぎず寒すぎず 春先〜秋への流れを意識しましょう
肥料:無くても育ちますが力を発揮するためには栄養素が必須です
③何が必要か、機材選びについて
LEDライトを選ぶ
グロウテントなど育てる場所が用意できれば、スペースに合わせたライトを選びましょう。
ライトはLEDやHIDライト(昔ながらのスタイル)がありますが、現在のLEDライトは環境にも優しく高品質なものが沢山開発されているので、個人的にはLEDライトを推奨しています。
そして大麻を植えるための鉢と培地、肥料などを用意します。
培地:土、ココ、水耕栽培などの選択肢がありますが、初心者は扱いやすい土から始めるのがおすすめです。
鉢:布製やプラスチック製、エアポットなどの種類があります。まずは小さい鉢から成長に合わせて大きくしていくと根張りを良くしやすいです。
④大麻を育てるうえで注意すべき点、デメリット
1.お住まいの地域の法律によって制限されます
2023年現在ではアメリカ(一部の州は除く)やカナダ、ヨーロッパ、南アフリカ、タイなど様々な国で大麻栽培が解禁されています。
地域によって株数なども制限されているので、お住まいの地域の法律を確認してください。
2.匂いが出る植物なので対策が必要
大麻特有の匂いが強くなるのは匂いが強くなるのは開花期に入ってから。
カーボンフィルターや高性能な空気清浄機と合わせて芳香剤などを組み合わせると効果的です。
3.ペットが食べる可能性
自宅で一緒にペットを飼っている場合は注意しましょう。
犬や猫が食べてしまったという事例が沢山あり、ペットにとっても嬉しいことではないのでしっかり対策してあげましょう。
4.虫が出る可能性
大麻は素敵な匂いを発するため虫が出ることもあります。低品質な培地に混入してる場合もあります。
常に清潔にして新鮮な空気が流れるようにしましょう。もし害虫を見かけた場合はしっかり特定して対処しましょう。
5.本気でやればやるほど休みがなくなる
ゆくゆくは拡大して株数や部屋数が増えたり、細かく世話をするようになると毎日手間をかける必要があるので休みがなくなります笑
そうしてどんどん自動化を目指すようになります。
全て自身でやっている場合トリミングの手間は、収穫量が増えれば増えるほど本当に大変になります笑 嬉しい悲鳴ってやつですね。
⑤メリット
1.植物と触れ合うことで心が豊かになる
何かを育てるというのは素敵なことだと思います。
もともと大麻が好きだったけどグロウを初めてから更に大麻の神秘性に惹かれたという人が沢山います。
2.世界で戦える人材になれる
世界中でますます大麻市場が広がっていて、こだわりが強い日本人の性質はグロウに向いていると確信しています。
繊細かつ丁寧に突き詰める姿勢が大切なので、日本人がカンナビスカップに名を連ねるのもそう遠くないかもしれませんね。
3.自分で育てた大麻を吸うのはどんな形であれ極上
初めて自分で手塩をかけた大麻っていうのはどんな出来だとしても美味いと感じると思います。
そしてどんどんレベルをあげられるように試行錯誤して上達していきます。
4.最終的にコスパが良くなる
大麻を育てるには初期費用が必要ですがある程度続ければ購入するよりもコストパフォーマンスが良くなります。
5.完璧な品質管理ができる
自分で育てることで品種、使用する水源、肥料から品質まで全てを管理することになります。
こだわりをもって育てあげましょう!
結論
・大麻の種類、光習性を理解しよう
12時間点灯 開花期(Flowering)
・最初は気負いすぎず小さく始めよう
まずは無理のない範囲で小さく始めてみて続けられそうなら拡大するにがおすすめ
・グロウは世界で戦えるスキルになります!
世界中で大麻解禁が進み、質の高い大麻の需要増加に伴い優秀なグロワーは世界中で求められています。
グリーンラッシュの波に乗りましょう!
というわけで以上です。
まずは大麻栽培を始める流れをイメージ出来たでしょうか。