美味しく吸うにはどうすれば良いの?

こういった悩みに出来るだけわかりやすい言葉で答えます。
自身はホームグロウでの経験を経て、アメリカの最先端大麻企業でプログロワーとして活動しています。
・それぞれの吸い方にメリット、デメリットがあるので場所や用途に合わせて使い分けると良い。
・ジョイント、パイプが手軽な吸い方で慣れてきたらボングもおすすめ。
・エディブルや濃縮物もまた違った楽しみがありますが、分量には気をつけましょう。
それでは見ていきましょう!
※この記事は大麻栽培が合法な地域にお住まいの方、または移住しようとされている方へ向けた内容になります。お住まいの地域の法律を確認してください。
目次
1.大麻の吸い方の種類は?
「大麻を吸う」とはメスの大麻が咲かせた花を収穫・乾燥させて仕上げた「バッズ」(フラワーとも呼ぶ)を喫煙することです。
バッズ(フラワー)を吸うには主に以下の4つの方法があります。
①ジョイント、ブラント(葉巻)
タバコのように砕いたバッズ(大麻)をローリングペーパーや葉巻で巻いて吸います。
②パイプ(手軽)
パイプという器具にバッズを乗せて、火をつけるだけで吸えます。
③ボング(水パイプ)
水を通して煙を吸い込むので、喉に優しく大量に吸えます。個人的に一番好きな吸い方です。
④ヴェポライザー(電子機器を使う)
電子タバコのように機械で加熱して吸います。最近の製品は匂いが出づらく吸い心地も優れています。
番外編
フラワー(バッズ)を吸う以外の大麻の摂取方法を軽く紹介します。
⑤エディブル(食用)
大麻を食べられるようにブラウニーやクッキー、グミなど様々な形に加工します。
食べることで効果が出るまで30分~2時間くらいかかりますが、持続時間も数時間〜丸一日と長いです。摂取量によって効き目が変わるので少量から調整しましょう。僕も食べすぎると良く寝落ちしていました。
⑥VAPEペン(液状大麻)
大麻を濃縮して液状に加工された製品。持ち運びしやすくどこでも吸うことができる。手軽さから近年人気が高まってきています。
⑦ダブ(濃縮物)
最も強力な喫煙方法で、大麻から抽出されたTHC濃縮物を加熱して吸います。
抽出方法によってWaxやRosinなどの種類があり、質や形態が変わります。ダブリグという小型のボングや専用の機械で吸います。
2.大麻の吸い方について解説
①ジョイント(紙巻きタバコ)、ブラント(葉巻)
バッズ(フラワー)を砕いて巻き紙などで巻いて吸う方法。ブラントは葉巻で巻いたものです。
メリット:手軽、定番、みんなで吸える、持ち運びが簡単、スタッシュ性(いざという時は食べましょう)
デメリット:大麻の消費量が多くなる、喉・肺に負荷がかかる、匂いが強い
使う道具
・巻き紙
ヘンプやライスペーパー製などいろんな種類があるので好みを探しましょう。ブラントの場合は葉巻を用意する。
・グラインダー(またはハサミ)
ステンレス製など耐久性、性能に優れたものを選ぶと長持ちします。
・フィルター
厚紙を丸めるのが一般的ですが、活性炭フィルターなどを使うとより吸い心地が良くなります。
・詰め込む用の棒
ジョイントの形成ができたら仕上げに使います。
・ライター
海外ストーナーはClipper (詰込み棒の役割も兼ねる)の愛用率が高いです。
方法
①バッズを砕く
グラインダーやハサミ、指などでバッズを細かく粉砕します。種や枝は取り除きましょう。
②フィルター、ペーパーを準備する
フィルターは既製品を使用するか厚紙を折り曲げ丸めて筒状にします。このときのフィルターの太さでジョイントの太さが決まります。
③ペーパーにバッズ、フィルターを乗せる
ペーパーの上に砕いたバッズを均等に分散させることで綺麗に巻きやすくなります。ペーパーの糊の位置をしっかりと確認しましょう。
④丁寧に巻き上げる
コツは巻く時にしっかりフィルターを持って、糊の付いていない側の端が入り込むように巻きましょう。
⑤詰め込む
詰め込み用の棒で優しく、隙間ができないように押し込みましょう。スペースが残っている場合は先端から追加でバッズを詰めましょう。柔らかすぎず、力を入れすぎないよう注意しましょう。
⑥仕上げ
先端の余った紙の部分をねじってジョイントを密封したら完成です。
⑦火をつける

画像引用:weedmaps
僕も始めて吸った方法はジョイントでした。仲間と集まる時は定番なのでストーナーなら綺麗に巻けるよう練習しましょう。
②パイプ(手軽)
最も簡単な喫煙方法。パイプ、スプーン、ボウルなどと呼ばれるガラスや木製などの器具の先に砕いたバッズを乗せて火をつければ吸えます。
メリット:最も手軽ですぐに吸える、持ち運びが容易
デメリット:喉・肺への負担が大きい、風味が劣る、パイプの清掃が大変
③ボング(水パイプ)
ボングとは水パイプのことで、煙が水を通ることで濾過・冷却されて滑らかでクリーンな吸い心地になります。
タールや灰などの微粒子物質も取り除いてくれます。僕の一番好きな吸い方です。
メリット:煙を濾過、冷却できる、滑らかな吸い心地、風味をしっかり感じられる、肺・喉に負担がかかりづらい
デメリット:定期的な清掃が必要、消費量が増える、費用がかかる、割れるリスクがある
使う道具
・ボング
ガラスやシリコン、金属製など様々なタイプがありますが、ガラス製が割れるリスクはあるものの清掃もしやすく使いやすいです。ある程度大きいサイズの方がしっかり煙を濾過できて吸い心地も良くなります。
僕が愛用してるブランドはこちら
・水
ボングに入れる用
・スクリーン
火皿に入れる用の網で有ればボングが汚れづらいです。
・掃除用具
消毒用アルコールや重曹と塩を組み合わせると汚れを落としやすいです。
・グラインダー
・ライター
方法
①ボングを準備する
必要なパーツが揃ってることを確認して、ボングに水を入れます。
②大麻を砕く
バッズをグラインダーやハサミ、指などで細かく粉砕する。
③ボウル(火皿)に粉砕したバッズを詰める
このときにスクリーンを設置するとバッズの破片がボング内に落ちるのを防げます。
④バッズに火をつけて吸う
息を吸い込みながら火をつけるとボング内が煙で充満されていきます。強く吸いすぎる必要はありません。
⑤チャンバー内の煙を吸い込む

画像引用:weedmaps
火皿(ボウル)を取り外してボング内の煙を吸い込みます。
⑥清掃
時間が経てば経つほどボングは汚れていくので、使用後はすぐ清掃しておくと綺麗に保てます。火皿だけは毎回掃除すると良いでしょう。
アルコールや重曹と粗塩を一緒に入れて振ると綺麗になります。最後はしっかり水で洗いましょう。
④ヴェポライザー(電子機器を使う)
ヴェポライザーとは専用のデバイスのことで、大麻を機械で加熱して蒸気にすることで喫煙できます。燃焼より低い温度で気化できるので、燃やすよりも多くのカンナビノイドを摂取でき、有害物質は減少するので健康に良いと言われています。
卓上型やポータブル型、濃縮物用などの種類があります。MIGHTYが人気があり吸い心地もとてもスムーズで携帯用にも便利です。
メリット:匂いが少ない、喉・肺へのダメージが少ない、クリーンな煙、持ち運びできる
デメリット:デバイスが高価、清掃が必要、吸い心地が弱いと感じる(特にボング派)
方法
①大麻を砕いてグラインダーやハサミ、指などで細かく粉砕する。
②ヴェポライザーに詰める
③電源を入れ加されたら蒸気を吸い込む。好みの温度に設定しておきましょう。
3.よくある質問
吸う量
お酒と同じように大麻も吸う量に適量があります。吸いすぎるとバッドトリップしたり体調が悪くなることもあるので気をつけましょう。
初めてはジョイントやパイプなどで1~3吸いくらいで効果を感じられるはずです。しっかり吸い込み肺に入れることを意識しましょう。慣れてくると毎日数gの消費量になってくるので、グロウをして補いましょう笑
匂い
ジョイント、パイプ、ボングなど大麻を燃焼させて喫煙する場合は匂いが出るので対策を考えましょう。ヴェポライザーやエディブルは比較的匂いが少ないので場所によって使い分けると良いでしょう。
バッドトリップについて
基本は吸いすぎなければ大丈夫です。体調にも左右されるので、具合が悪い場合などは控えましょう。もし具合が悪くなっても「寝ること、水分を摂ること」で治るので安心できる場所で休みましょう。
依存性
大麻にも依存性や害がありますが、アルコールやタバコなどの嗜好品と比較すると相対的には低めです。
効果までの時間・持続期間
効果が出るまでの時間。摂取方法によって変わります。
エディブル:30分〜2時間
持続時間。摂取量や体調に合わせて調整しましょう。
エディブル:数時間~丸1日
過ごし方
初めての場合はリラックスできる空間で水分と食糧、お気に入りの音楽を用意してトリップすると良いでしょう。制作活動やゲーム、アウトドアなどとも相性は抜群です。
1人でトリップするのも楽しいですが仲間と一緒にチルできると最高ですね!